
会社に頼らず生きていきたい。でも副業って何から始めればいいか分からなくて、ただ焦るばかりなんです。

本記事を読めば、「副業って実はこんなに楽しいんだ!」と思える第一歩を踏み出せますよ。
✅まずはいきなり結論から
自分が本当にやりたいことを見つける
✅本記事の著者

私は、副業を始めて2年半が経過しましたが、実際に本記事で紹介する方法で、楽しく副業することができるようになりました。
私自身、スキルも実績もゼロの状態から副業を始めましたが、毎日続けてきた結果、昨年はコンテンツ販売とX(旧Twitter)の収益配分を通じて、初めて収益化にも成功しました。
本記事では、「スキルなしの副業初心者が、楽しく副業を続けるためのステップ」について、わかりやすく解説します。
私の実体験を基にした具体例を交えて解説していますので、「本気で副業を始めたい方の入門ガイド」として、きっとお役立ていただけるはずです。
私が「やりたいことを見つける」きっかけになった本

副業を始める上で、大切なのは「自分が本当にやりたいことを見つけること」です。
これは副業に限らず、本業のキャリア選びにも通じる大切な視点です。
冒頭に挙げた「会社に頼らず生きていきたい」という思いの背景には、「今の仕事でやりたいことができていない」「このままでいいのか」という、漠然とした不安や違和感があるのではないでしょうか。
実は、私自身も副業を始める前は、やりたいことがなかったため、何から始めればいいか分からず、焦ってばかりいました。
そんな私ではありましたが、とある書籍を読むことで、本当にやりたいことを見つけることができ、楽しく副業することができるようになりました。
それが、こちらの世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方という書籍です。
この書籍は、八木仁平さんが書かれた30万部を突破したベストセラーです。
✅本書の結論
本当にやりたいことは、大事なこと、得意なこと、好きなことを組合わせて見つける
ポイントは、直感的にではなく、論理的にやりたいことを見つけることです。
本書は、論理立てて探すことで、誰でもやりたいことが見つかる実践的な内容となっています。
大事なこと、得意なこと、好きなことの見つけ方

本当にやりたいことは、「大事なこと」「得意なこと」「好きなこと」の3つを組合わせると見つかりますが、整理するとこうなります。
✅大事なこと=価値観
・理想とする「ありたい自分」の姿
・何よりも大切にしたい信念や優先順位
✅得意なこと=才能
・自分が自然にできてしまうこと
・他の人よりスムーズにこなせること
・結果が出やすく、周りから評価されること
・「すごいね!」と言われることが多いこと
✅好きなこと=情熱
・やっていてワクワクすること
・つい夢中になってしまうこと
・誰かに話したくなるくらい心が動くこと
・時間を忘れて没頭できること
本書では、大事なこと、得意なこと、好きなことの見つけ方について、ステップごとに丁寧に解説しています。
私自身も本書に沿った形で見つけていきましたが、本記事では、私自身の経験や視点を交えて、より実践的な形でご紹介していきます。
(1) 会社への不満から「大事なこと」が見えてくる
「あなたにとって大切なことは何ですか?」
「あなたの価値観を教えてください。」
こう聞かれても、すぐには答えられない人が多いと思います。

私もそうでした。でも、あるシンプルな方法を試したことで、自分の「大事なこと」が見えてきました。
✅大事なことを見つける3ステップ
①まずは、会社に対する不満をすべて紙に書き出す
②その不満の「裏返し」から「理想の姿」を考える
③理想の姿に共通するキーワードを見つける
たとえば、私が会社に感じていた不満は次のようなものでした。
・無駄な会議が多い
・上司が絶対の縦社会
・非効率なやり方を強要される
・定時で帰りづらい雰囲気
・有給が取りにくい
・在宅勤務ができない
・サービス残業が常態化
・何でも「大至急」対応
・慢性的な人手不足
・社員が大切にされていない
これらの不満を「理想の姿」に言い換えてみると、こうなります。
・必要な会議だけに絞る
・風通しの良いフラットな組織
・最新ツールと柔軟な働き方を導入
・定時で帰る文化を推奨
・有給を気兼ねなく取得できる
・リモートワークも可能
・サービス残業ゼロ
・落ち着いて働けるスケジュール
・適切な人員配置
・社員一人ひとりを大切にする
これらの理想に共通するキーワードを見つけてみたところ、私の場合は「効率」と「自由」でした。
このように、自分が「嫌だ」と感じていることの裏側にこそ、自分が本当に大事にしたい価値観が隠れていることがあります。
もしあなたも「自分の大事なことがわからない」と感じているなら、まずは身近な不満から掘り下げてみるのがおすすめです。
(2) 「得意なこと」は、人に聞いてみるのが一番の近道

私には得意なことなんてない…
そう思い込んでいませんか?

実は、多くの人が「ない」のではなく、「気づけていない」だけなんです。
というのも、本当に得意なことって、自分ではあまりに自然にできてしまうので、特別なことだと思えないんですよね。
だからこそ、「人に聞いてみる」というのが一番手っ取り早く、そして確かな方法なんです。
とはいえ、最初はちょっと勇気がいります。
私も「変に思われないかな…」と躊躇していましたが、いざ聞いてみると、みんな思った以上に親切に答えてくれました。
実際に、私はこんな人たちに聞いてみました。
✅妻
・文才がある
・決断が早い
・理解力が高い
・研究熱心
・物知り
✅友人(10名以上)
・文才がある
・行動が早い
・アイデアマン
・芯が強い
・男気がある
✅職場の人(10名以上)
・文才がある
・仕事が早い
・アイデアマン
・逆境に強い
・先を見通す力がある
✅Xのフォロワーさん(10名以上)
・文才がある
・投稿スピードが早い
・アイデアマン
・メンタルが強い
・探究心がある
この結果を見て気づいたのは、全員が「文才がある」「早い」と評価してくれていたことです。
ですので、「ライティング」と「スピード感」は、自信を持って“自分の得意なこと”だと考えられるようになりました。
このように、「得意なこと」は人に聞くことで、自分では気づけなかった魅力や強みに出会える可能性があります。
恥ずかしさを少しだけ乗り越えれば、きっとあなたの中にも眠っている“得意”が見つかります。
(3) 「好き」と「嫌い」は表裏一体
「好きなこと」は、「大事なこと」や「得意なこと」と比べると、比較的イメージしやすいかもしれません。
ですが一方で、「これって本当に自分の“好き”なのかな?」と、どこか自信が持てない人もいるのではないでしょうか。
そんな時におすすめなのが、「嫌いなこと」から逆算する方法です。
まずは、自分が苦手・嫌だと感じることを紙に書き出してみましょう。
その“真逆”にこそ、本当の「好き」が隠れている可能性があります。
たとえば、私が「嫌いだ」と感じるのは以下のようなことです。
・同じ作業の繰り返し
・誰かの真似をすること
・言われた通りにただ実行するだけの仕事
もちろん、これらは再現性を重視するうえで大切な要素ではあります。
ですが、私にとっては“苦痛”でしかありませんでした。
では、それらの反対を考えてみるとどうなるか?
・新しいことに挑戦する
・自分なりのアイデアを活かす
・創造性を発揮する
こうして見えてきたのは、私は「好奇心旺盛」で、良く言えばクリエイティブ志向、悪く言えば「熱しやすく冷めやすい」タイプだということです。
この特徴を踏まえると、私の「好きなこと」は、“新しいものをつくること” だと明確にわかってきました。
このように、「嫌いなこと」を深掘りしていくと、自分の「本当に好きなこと」が意外な形で見えてきます。

モヤモヤしていた方は、ぜひ一度お試しください。
本当にやりたいことを見つける

「大事なこと」「得意なこと」「好きなこと」が明確になったら、次はいよいよこの3つを組合わせて、自分の“本当にやりたいこと”を導き出しましょう。
私の場合は、以下のように整理できました。
✅大事なこと:効率と自由
✅得意なこと:ライティングとスピード感
✅好きなこと:新しいものをつくること
本書では、以下のフレームで組み合わせることを提案しています。
・何をするのか?(=好きなこと)
・どのような手段で?(=得意なこと)
・なぜそれをするのか?(=大事なこと)
この切り口で私自身の軸を言語化すると、「効率的かつ自由な働き方を実現するために、自分のアイデアをライティングという手段で、スピーディーに発信すること」になります。

これが、私の「本当にやりたいこと」だと気づきました。
この考えにたどり着いたことで、楽しく副業することができるようになり、今ではお金を稼げるレベルにまで成長できました。
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まとめ:スキルなしでも、副業は“楽しく”始められる!

副業を始めるうえで、スキルや実績がないことに不安を感じる方は多いと思います。
ですが、大切なのは「自分が本当にやりたいことを見つけること」です。
本記事では、「大事なこと」「得意なこと」「好きなこと」という3つの視点から、自分の本当にやりたいことを明確にするステップを紹介してきました。

私自身も、副業スキルゼロの状態からスタートしましたが、本を読み、自分と向き合い、小さな行動を積み重ねる中で、「楽しく続けられる副業」に出会うことができました。
最初から完璧を目指す必要はありません。
大事なのは、自分のペースで一歩ずつ踏み出すことです。
「副業って楽しんでいいんだ」
「自分にもできるかもしれない」
そう感じていただけたなら、この記事を書いた意味があります。
副業は、これからのあなたの人生を切り拓く選択肢の一つです。
焦る必要はありません。
無理をする必要もありません。
一歩ずつ、自分に合った副業スタイルを見つけていきましょう。
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