こんにちは、未来鳥(みらいどり)管理人の愛鳥です。
当ブログでは「AIと副業で未来を切り拓く」ことをテーマに、実体験を交えながら情報を発信しています。
この記事では、ChatGPTを使う際にリスクを回避しながら、最速で運用する方法をご紹介します。
初心者の方でも理解できるようなやさしい言葉を心がけつつ、濃い情報をお届けしますので、ぜひ最後まで読んでご覧くださいね。
はじめに:なぜ文章制作だけにChatGPTを使うの?
最近のChatGPTは、画像生成などの機能もあり、多彩な活用方法があります。
しかし、本記事では、ChatGPTを文章制作のみに絞って使うことを強くおすすめします。
その理由は大きく2つあります。
1.文章制作だけに限定すれば、他者の著作物と似てしまうリスクが最小限に抑えられる
2.利用規約やライセンスの確認がシンプルになり、商用利用をしやすい
この考え方は、以下の2つ記事で紹介した私の実体験にも基づいています。
ChatGPT商用利用の5大ルールを守ろう!AI初心者の安心ガイド
【商用利用ルールの時短術】副業初心者が守るべきポイントと効率化のコツ
後述のエピソードで詳しく触れますので、ぜひ参考にしてみてください。
ChatGPTの画像生成を使わない理由
ChatGPTには、DALL-E3という画像生成AIがあります。
例えば、「かわいい猫のイラストを描いて」と指示すると、それっぽい画像を自動で生成してくれる便利な機能です。
ところが、画像生成AIを商用利用する場合、以下のようなリスクや手間が発生します。
他者の著作物と偶然似てしまう可能性がある
✅画像生成AIは、学習データとして無数の既存画像を取り込んでいる
✅偶然に、既存のキャラクターや既存のイラストに酷似した絵が出る可能性がある
✅「これ、あの作品に似ている!」と指摘されると、トラブルに発展するかもしれない
特に、著作権や二次創作の問題に敏感なイラスト領域では、まだ整理が追いついていない部分があります。
したがって、AI初心者やChatGPT初心者がいきなり画像生成を商用利用するのは、リスクがあると考えます。
代わりにCanvaで画像作成
そこで私は、画像やデザインを作るときはCanvaのみを使っています。
詳しくは→【商用利用ルールの時短術】副業初心者が守るべきポイントと効率化のコツ
Canvaなら、商用利用が可能な素材が多数そろっており、利用規約をしっかり確認するだけで比較的安全にデザインを作れます。
また、編集画面がわかりやすく、テンプレートが豊富なので時短にもなります。
「使うツールはChatGPT(文章)とCanva(画像)の2つだけ」
これなら規約チェックもライセンス管理も楽になります。
「ChatGPTで画像生成」という道をあえて捨てることで、規約確認の手間や著作権問題のリスクを大幅に軽減できるわけです。
ChatGPTの文章が他者の著作物と類似しないための対策

文章制作のみなら、他者の著作物と類似しないための対策が可能です。
私が実践している主な方法は下記の2点です。
①骨子は自分で作る
ChatGPTにいきなり「○○について2,000文字で書いて」と指示すると、出てきた文章が誰かの著作物と似てしまう可能性をゼロにはできません。
だから、まずは自分で骨子を作成します。
✅書きたいテーマ
✅見出し、キーワード
✅自分の実体験やエピソード
など、骨子の段階では、話し言葉でラフに書くだけでもOKです。
これなら「文章が苦手…」という方でもできますよね。
あとでChatGPTにきちんとした文章に仕上げてもらうので、完璧に書く必要はありません。
②ChatGPTの生成文章に対して、自分の言葉に修正
ChatGPTが吐き出した文章を、そのままコピペしてしまうと、
✅著作権問題(既存の文章と似ていた場合)
✅ハルシネーション対策不足(事実誤認や嘘情報のまま載せてしまう)
といったリスクが残ります。
そこで、ChatGPTが生成した文章を「自分の言葉」に修正しましょう。
自分が実際に体験したエピソードや自分が持っている知識を加えれば、他者との類似率は一気に下がります。
不明な箇所があれば、ネットや書籍で裏を取るのも忘れないようにしてくださいね。
最速で安全に文章を作るフロー

ここでは、リスク回避をしつつ、スピードも重視した文章制作フローを具体的に示します。
実際に私がブログを書くときのやり方なので、参考になれば幸いです。
ステップ1:骨子は自分でラフにまとめる
✅パソコンのメモ帳アプリに書きたい内容を話し言葉でラフに書く
✅自分の体験やエピソードを入れたい部分を箇条書きしておく
ステップ2:ChatGPTに「きちんとした文章」にしてもらう
✅ChatGPTにブログ記事のテーマを指示する
✅骨子とともに、分かりやすい言葉、タイトル、見出し等、細かな要望も伝える
✅ChatGPTがざっと文章を作ってくれる
ステップ3:自分で再現できない部分は確認・修正・削除
✅生成文章を読み「これは自分の体験からは言えないな」と感じる箇所があれば調べる
✅ネット検索や専門書で裏を取り、理解できたなら自分の言葉で書き直し
✅裏を取ることができなかった曖昧な情報は削除する
✅最終的に「自分で説明できる内容」だけを残して投稿する
こうすることで、自分が責任を持てる文章だけが完成します。
「もし読者から質問が来ても、自分で答えられる」と自信を持てるわけですね。
さらに、ハルシネーションや著作権問題の対策にもつながります。
私の実体験:商用利用のルールを守らなかったらどうなる?
ここで、前回の記事で触れました私の実体験を簡単にご紹介します。
👉 前回の記事:ChatGPT商用利用の5大ルールを守ろう!AI初心者の安心ガイド
ChatGPTに限らず、規約やルールを軽視すると恐ろしいことになるという話です。
突然の利用規約変更で画像を差し替え
私は過去にブログやSNSのアイコンに使っていたフリー素材が、
「以前は商用利用OKだったのに、突然NGに変わった」
というケースに遭遇しました。
「いつの間に…!?」
「これ使い続けたら違反になる…?」
大慌てでアイコンを差し替え、過去の投稿も全部修正するハメになりました。
幸い発覚が早かったので大ごとにはなりませんでしたが、「知らなかった」では済まされないと痛感しました。
「知らなかった」では済まされない
規約を破ったまま放置すると、権利者から訴えられる可能性もあります。
ChatGPTでも同様に、利用規約に違反する使い方をしていれば、アカウント停止や法的措置のリスクがあります。
✅OpenAI(ChatGPTの開発元)が規約を更新
✅自分が気づかずに従来どおり運用
✅新しい規約で禁止された行為をし、アカウント停止
こうなると、せっかくの副業が一瞬でできなくなってしまいますよね。
だからこそ、常に利用規約を確認し、自分に合わない機能は使わないと割り切ることが大切なのです。
私の実体験:ChatGPTのGPTsでX(旧Twitter)用自動作成AIを開発
一方で、ChatGPTを正しく使えば、すごく便利でスピーディーな成果が得られます。
私は、X(旧Twitter)に投稿する文章を自動で作るAIアプリを1ヶ月半で開発しました。
詳しくは→AI初心者のためのChatGPTロードマップ|Xポスト自動作成AIアプリに挑戦!
1ヶ月半で実現できた理由
✅ChatGPT Plusの有料機能「GPTs」が非常に使いやすかった
✅プログラミング不要で、自分の指示(プロンプト)を設定するだけでAIをカスタマイズできる
私は、DX(デジタル活用)とMDM(データ管理)のプロ歴16年で、その経験も役に立ちましたが、未経験の方でも十分に取り組めると感じました。
ハルシネーションを防ぐ「半自動化」
ただし、完全自動で投稿すると、AIが適当な情報を書いてしまう(ハルシネーション)リスクがあります。
そこで私が取ったアプローチは、「半自動化」という方法です。
1.AIが出力した投稿案を先に確認
2.人間の目で誤情報や不自然な表現がないかチェック
3.問題なければ投稿
この流れのおかげで、情報の正確性を担保しながら、文章作成の時短にも成功しました。
具体的なリスク回避テクニック

ここからは、私が実践している具体的なリスク回避の工夫を、もう少し掘り下げてお伝えします。
①骨子を「自分の体験」に寄せる
著作権の観点から見ると、「自分が体験した事実や感想」はオリジナル要素が強く、他者の著作物と重複しにくいです。
だからこそ、構成を組む段階で、なるべく自分の体験を盛り込むのが効果的です。
✅私が副業を始めたきっかけ
✅ChatGPTのGPTs機能をどう感じたか
✅画像素材サイトを使って失敗した話
✅41歳でAIに挑戦しようと決意した理由
こういった個人的な内容は、他者の著作物と偶然似てしまう可能性が低くなります。
②出力された文章を必ずリライト
繰り返しになりますが、ChatGPTの文章をそのままコピペするのは避けるべきです。
✅誤情報のまま載せてしまう可能性がある
✅他者の著作物と似ている部分が残っているかもしれない
数分かけてでも、自分の言い回しや表現に変えるだけで、著作権侵害のリスクも誤情報のリスクも低くなります。
③不明箇所はネットで調べて自分の言葉に
✅ChatGPTが書いている内容で、自分が詳しくないところはとりあえずネット検索
✅公式サイトや信頼できる情報をチェックして「本当かどうか」を判断
✅自分で理解しきれなかったら、その部分を削除するか、確実な情報に置き換える
こうすることで、「もし質問されたときに自分で答えられる」状態を作れます。
これが安全に運用する上での重要なポイントですね。
画像はCanvaで!安全&スピーディな理由

前述のとおり、画像はCanvaで作るのがおすすめです。
ここでは、Canvaを使うメリットを補足します。
①商用利用OK素材が豊富
Canvaのフリー素材やPro素材には、商用利用OKなものが数多く存在します。
ただし、一部の素材には限定的なライセンスがありますので、利用前に確認する習慣を付けましょう。
✅素材を探すときに「Proアイコン」や「商用利用可」などを絞り込み
✅使いたい素材をクリックしてライセンス情報を確認
②利用規約を定期チェックするだけ
ツールがCanvaとChatGPTの2つだけなら、CanvaとOpenAI(ChatGPTの開発元)の利用規約を定期的にチェックするだけで済みます。
あれこれとフリー画像サイトを渡り歩くと、その分、利用規約も増えて管理が大変になります。
「使うツールを最小限にする」ことが、最速運用とリスク回避のカギだと私は考えています。
ChatGPTを文章制作のみに限定するメリット

ここで改めて、ChatGPTは文章制作だけに絞るメリットを整理しましょう。
著作権トラブルのリスク軽減
画像やイラストなどは著作権の問題が複雑で、AI生成の場合はさらに未整理な部分が多いです。
文章のみなら、自分の体験談などのオリジナル要素を足してリライトしやすいので、トラブルが発生する確率が下がります。
規約チェックの負担が最小限
前述のように、利用規約を確認するのは、OpenAI(ChatGPTの開発元)とCanvaの2つだけになりますので、利用規約のチェックで膨大な時間を取られる心配がありません。
副業初心者が本業と両立するには、これは非常に大きなメリットです。
文章スキルが身につく
ChatGPTに丸投げするには楽ですが、自分でリライトするプロセスを必ず経るので、結果として文章力が養われます。
特に副業でブログやSNS運用をするなら、文章スキルの向上は長期的に見て大きな武器になります。
注意!ハルシネーションと著作権問題を避けるために

ここで、改めてリスク回避のために重要なポイントをまとめます。
AIが制作した文章をそのままコピペしない
どんなにChatGPTが優秀でも、そのままコピペするのは危険です。
✅誤情報が含まれているかもしれない
✅他のコンテンツと類似している可能性もある
必ず一読し、自分の表現や実体験を足してから公開しましょう。
最終責任は「自分」
もしAIの出力に間違いがあってトラブルになっても、ChatGPTではなく自分が責任を問われる可能性が高いです。
特に商用利用なら、利用規約にも「最終判断と責任はユーザーにある」といった文言が含まれていることが多いです。
✅文章の信頼性を担保するには、必ず人間がチェック
✅不明瞭な情報は削除してしまった方が無難
変更点があればすぐ対応
AIやツールの利用規約は、突然の変更があり得ます。
定期的に、OpenAI(ChatGPTの開発元)とCanvaの利用規約を読んで、最新の更新があるか確認しましょう。
「○○な使い方が禁止になった」「××という素材はもう商用利用できない」などの情報を見落とさないようにしましょう。
まとめ:ChatGPTを使うなら文章制作に特化すべし

最後に、この記事のポイントを整理しましょう。
1.ChatGPTを文章制作だけに使う
✅画像生成はリスクが高いので使わず、Canvaで対応
✅チェックすべき規約が減り、商用利用しやすい
2.文章が他者の著作物と似ないように
✅骨子は自分で作る
✅ChatGPTの出力は自分の言葉でリライト
✅不明箇所は削除or調べる
3.リスク回避テクニック
✅AI出力をコピペしない
✅ハルシネーション対策として、自分が説明できない情報は外す
✅規約変更は定期チェック
4.私の実体験
✅規約違反を見落として画像を差し替えた苦労(商用利用NGに突然変わった)
✅GPTsを使ってX(旧Twitter)用の投稿を自動作成するAIアプリを開発
✅「半自動化」でハルシネーションを防止し、スピードアップ
ChatGPTの画像生成をすぐに利用するよりも、文章制作に特化した方が、はるかにシンプルで安全です。
文章+画像の組み合わせ自体は、ChatGPTとCanvaで十分カバーできます。
迷ったら、まずはこの2ツールだけを極めてみてください。
あとがき:副業初心者も怖がらずにAIを使おう

「AIを使うと難しいルールがいっぱい…」と思うかもしれません。
確かに、私自身、著作権侵害や利用規約違反の危険を目の当たりにしてきました。
「商用利用OK」だったフリー素材が突然「NG」に変わった事例も経験し、「知らなかった」で済むものじゃないな…と痛感しました。
しかし、その一方で、ChatGPTを活用するメリットは非常に大きいです。
✅記事やSNS投稿の下書きが驚くほど早く作れる
✅自分では思いつかなかった角度のアイデアを出してくれる
✅書き手の苦手な部分を補ってくれる
副業初心者やAI初心者なら、まずは「文章制作だけにChatGPTを使う」というアプローチでリスクを最低限に抑えつつ、最速で運用してみてはいかがでしょうか。
私が41歳で本格的にAIを学び始めてから感じたのは、「AIと副業」を組み合わせることで未来を変えるチャンスは誰にでもあるということです。
ただし、ルールを軽視してしまうと一瞬で活動停止になりかねません。
「リスク回避しながら最速で運用」するために、この記事の方法をぜひ活用してみてくださいね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
当ブログ「未来鳥」では、これからもAIと副業に関するリアルな体験談や実践的なノウハウを積極的に発信していきます。
少しでもあなたの副業ライフの参考になれば嬉しいです。
ぜひ、ご自身でも最新の利用規約や著作権に関する情報を確認しながら、安全かつ快適にAIを活用してくださいね。
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